【プロのガイドお勧め】ニューヨーク夏の楽しみ方 

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ニューヨークの夏 (6〜9月) の気候

『ベストシーズンはいつ?』ニューヨークを訪れる際、やはり、観光する季節は気になりますよね。
映画「オータム・イン・ニューヨーク」のように、赤や黄色の紅葉シーズン、または、クロックフェラーの巨大なクリスマスツリーがお迎えをしてくれるホリデーシーズン。どの季節も気になりますが、『欲張り』にニューヨークを楽しみたいなら、断然、夏をオススメします!!

理由は3つ!「気候がいい」「観光時間が長い」「イベントが盛りだくさん」です。

ニューヨークの夏(6月から9月)の気候を見ていきましょう。4ヶ月の平均気温を見ると暑く感じられるかもしれませんが、日本と比べると湿気が少なく過ごしやすい陽気になります。
外に一歩踏み出すと清々しい気分になるので、「ちょっとひと駅歩こうかな?」という気分にさせてくれる気候です。

平均気温と降水日数(1ヶ月平均)

最高気温 最低気温 降水日数
6月 27℃  18℃ 8 日
7月 29℃ 20℃ 8 日
8月 29℃ 20℃ 7 日
9月 25℃ 16℃ 7 日

参照:NOAA

降水確率も1ヶ月のうち、7日ないし、8日なので、晴天に恵まれる確率が高いといえます。
旅行中に雨になる確率は25%くらいです。
まさにニューヨーカーよく言う “Beautiful Day”(良いお天気) が続く訳です。

気象庁のデータによると東京の6月から8月は湿気平均値が80%を超えます。
また、湿度が65%から70%で、人は心地よいと感じるそうです。
グラフでは湿度が高いようにも思えますが、雨の日の湿度を加味すると、やはりニューヨークは湿気が少なく過ごしやすい気候といえます。
ニューヨークの地下鉄ホームは、エアコン設備が整っていませんので、8月くらいの地下鉄の移動は蒸し暑く感じます。

ニューヨークの夏がオススメの理由の1つに『観光できる時間が長い!』ということですが、特に、6月、7月は日照時間が15時間を超えます。
アメリカでは、夏にサマータイム (Daylight Saving Time) を導入しているため、夏至*(6月21日または22日)にかけて日照時間が長くなり、夜、9時くらいまで明るく観光ができるという訳です。
お得な感じですよね?

夏至が過ぎると段々と日没が早くなるので、個人的には夏至が過ぎると夏が半分終わってしまった様な、悲しい気持ちになります。日本では気にしたことのなかった夏至ですが、ニューヨークに住む様になり気になるようになりました。
自然が都市の一部になっているニューヨークならではの感覚です。

夏至*: その年によって異なります。6月21日または22日。

観光をする際には「晴れの日」は嬉しいのですが、紫外線も気になります。
ニューヨークのU Vインデックスは、6月から8月にかけては、『6』、9月は『5』です。

ニューヨークの緯度は青森市と同じくらいと言われています。
お住まいの地域のU V-B インデックスと比較されて、どの位の紫外線量がイメージしてみてください。

WHOのデータによりますと、やや強い様です。
お肌の弱い方、日焼けを気にされる方は、旅行の際には日焼けケアを忘れずに。

UVインデックス 強度 対策
1 〜 2 弱い ・安心して屋外で過ごせる
3 〜 5 中程度 ・日中はできるだけ日陰を利用しましょう。
・できるだけ、長袖、帽子を利用しましょう。
・日焼け止めクリーム、帽子を利用しましょう。
6 〜 7 強い
8 〜 10 非常に強い ・日中の外出はできるだけ控えましょう。
・必ず、長袖、帽子を利用しましょう。
・必ず、日焼け止めクリーム、帽子を利用しましょう。
11+ 極端に強い

6月から過ごしやすい夏日になります。
スナップ写真のことを考えると、お洋服って悩みますよね。
ニューヨーカーぽく、気楽に観光したいなら、レギンスにTシャツやタンクトップをオススメします。
少しフェミニンな感じにしたいなら、コンパクトにたためるワンピースに、羽織れる物をお持ちになるのはいかがでしょうか。
サンダルに履き替えれば、ディナーにも使えます。
ソーホーやセントラルパークなどを観光することも考えて、ワンピースにもレギンスにも合わせやすいスニーカーは重宝します。

地下鉄やブロードウェイのシアターなどは、エアコンが効いているので、ストールやユニクロのダウンジャケットはオススメです。男性の場合、Tシャツや上から羽織れる長袖のシャツ、デニムやチノパンが重宝します。
ひざ上の短パンでもおしゃれだと思いますが、短パンNGのルーフトップバーがあるので、ご注意ください。
女性の露出は大歓迎で、男性の短パンがN Gなんて変ですよね。

NY行き航空チケット・お勧めホテル

ニューヨーク行きを決めたら、航空券とホテルの手配が必要になります。
航空券はシーズンや出発、帰国の曜日と時刻、どの航空会社を使うか、そして、いつチケットを購入するかで、価格が大幅に変わります。旅行のスケジュールを早く決められる場合は、航空券のチケットを早く購入された方が価格を抑えられます。
実際に7月22(金)成田空港出発、27日(水)ニューヨークJFK戻りで検索してみましょう。

<外資系エアライン乗継ぎ 例>

お時間に余裕があり旅費をセーブしたい方は、直行便でなく、乗り継ぎのあるフライトを検討されるのもいいです。ニューヨーク旅行のついでに、別の国に行けるのも魅力です。

<日系の直行便 例>

日系の航空会社だと日本語や通じやすいので安心です。
ちなみに、ニューヨークに日本から来られた場合は、時差の関係で、もう1度同じ日を体験することになります。
なので、日本を午前10:05に出発すると、ニューヨークには同じ日の午前10:10に到着します。
ニューヨークで1日、観光日を得した気持ちになります。

<外資系乗継ぎ便 ビジネスクラス 例>

ちょっと嬉しい乗継ぎ便を見つけました。
旅費を抑えつつビジネスクラスが利用できます。しかも、ホノルルで7時間のトランジットなので、ちょっとしたハワイ観光やビーチでうたた寝、ハワイのローカルランチが楽しめるかもしれません。
乗継ぎ回数が多い外資系の航空会社は安い価格でチケットをお求めできるようですね。

ニューヨークのホテルを見ていきましょう!
ニューヨークのホテル代は安いとは言えません。
ミッドタウンには歴史のある老舗ホテルが多い傾向にあります。新しくモダンで快適なホテルに滞在したい場合は、マンハッタンの中央より下のエリアがお勧めです。

ただし、ホテルにルーフトップバーがある場合は、週末、騒々しい場合もあるかもしれません。6泊、7月22日(金)チェックイン、7月27日(水)チェックアウトでホテルを検索してみます。価格は1泊1部屋の料金です。1人以上で宿泊すれば、その分やすくなります。

<日系ホテル 例>

キタノホテル。グランドセントラル駅に近い日系のホテルで、日本人スタッフがいます。
ニューヨークのホテルでは基本的に禁煙ができませんので、喫煙される方はこちらのホテルがお勧めです。
部屋によってはエンパイヤーステイトビルディングが見えます。

<老舗ホテル 例>

リッツカールトン。
老舗ホテルのクラシックな雰囲気が漂うホテルです。ラグジュアリーなお部屋でセントラルパークの景色を見ながら、朝を迎えるなんて、“The New York ” という感じで素敵ですよね。

< モダンホテル 例>

パブリックホテル。
5年ほど前にできたホテル。一時期はニューヨーカーの間で話題のスポットに。
インスタグラムでよくアップされるユニークなエスカレーターを登ると開放的な空間が開け、広いフリーラウンジがあります。
近くにはホールフーズもあり、グループ旅行の方にお勧めです。

< 出張向き ホテル 例>

クラブクォーターズホテル。
ビシネストラベラー向けに作られたイギリス、アメリカにあるホテル。「最高のロケーションを持ち、フルサービスを提供し、料金を抑える」がファウンダーのモットー。
日本のシティホテルの様で、清潔感がありシンプルで過ごしやすいお部屋です。
もちろん家族旅行にも最適です。

<ゲストハウス 例>

セントラルパークの側にあり、複数の駅とバスが使えるのでとても便利なエリアです。
散歩をしていると、メトロポリタンミュージアムなどの有名な美術館や博物館につきます。
リピーターの方や、ローカル感、住んでいる感覚を味わいたい人にお勧めです。

航空券、ホテル共に、旅行の目的に応じて選ぶといいですね。

ニューヨーク夏のお勧めイベント10選

1. メモリアル・デー Memorial Day

『爽やかな潮風と供にセーラー(水平さん)がニューヨークに夏を運んでくる…』
「セックスアンドザシティ」にそのようなエピソードがありました。

アメリカでは、一般的に6月のメモリアル・デーに夏が始まり、9月のレイバー・デーでそのひと夏が終わると考えられています。この両日には、ビーチや公園などでBBQやピクニックや、旅行などを楽しむ人が多く、セントラルパークでも夏の訪れを喜ぶ人たちの様子を見ることができます。

現在のメモリアル・デーは5月の最終月曜日で、元々は、南北戦争終結後に制定された戦没将兵追悼記念日です。
兵役で犠牲となり亡くなったアメリカ兵士をたたえる日で、アメリカ全土でパレードや式典が行われます。
「デコレーション・デー」と呼ばれていた時もあり、戦没者の眠る墓地では、「フラッグス・イン」という各墓石の前に星条旗が立てられる行事があります。

今年は、COVID-19パンデミック以来2年ぶりに、セーラーを含むアメリカ海軍、海兵隊、沿岸警備隊がニューヨークに戻ってきます。
ハドソン川を北上する船のパレードを皮切りに、1984年からニューヨークで行われている「フリートウィーク(Fleet Week)」が2年ぶりに開催されます。
敬礼をしたNAVYクルーを乗せた軍艦が警備船に囲まれながら、ハドソン川に入ってくる姿は圧巻です。

フリートウィーク会期|5月25日(水)〜31日(火)*29日(日)休み(全て無料)

・船のパレード(ハドソン川)5月25日(水)
・海軍船のツアー/ 8 a.m. to 5 p.m. (29日(日)休み)
●Manhattan Pier 88 South
ヘリポート付き艦艇(バージニアから):USS Bataan: Amphibious assault ship from Norfolk, VA

●Manhattan Pier 90 North
パトロール船(イギリスから):HMS Protector (United Kingdom)

●Intrepid Sea, Air and Space Museum, Pier 86
パトロール船 4隻(米国海軍兵学校から) US Yard Patrol Boats from US Naval Academy

フリートウィーク(Fleet Week) *その他のイベントはリンクをご参照ください。

メモリアルデーパレード
クィーンズ:The Little Neck–Douglaston parade (最大と言われるパレード)
ブルックリン:Brooklyn’s Memorial Day Parade (152年の歴史をもつパレード)

メモリアルデーにマンハッタンを歩くとセーラーさん達に遭遇します。
私服でも外出できるそうですが、フューチャーされるのを狙い、あえてセーラー服を着たまま出かける人もいる様です。
彼らの日ですからね。
セーラー服の胸もとの国旗は任務で訪れた国の国旗、袖についているストライプの線は階級を表すそうです。
街でセーラーさんを見かけたら、チェックしてみて記念撮影をお願いするのも楽しみですね。

Weet week Sex and the city
https://www.youtube.com/watch?v=_gyp4ncP7UQ

2. ヤンキーズ野球観戦

ニューヨークの青空の下で、ビール片手に野球観戦はいかがですか?

ニューヨークには、ヤンキーズとメッツの2球団がホームベースを構えています。
田中将大やイチローが所属していたヤンキーズは、ミッドタウンから電車にて20分程で行けるブロンクスにあるヤンキーズスタジアムで観戦できます。

球場内にはモニメントパーク、チーム・ストアー、フードショップがあるので、ゲーム前にスタジアム内を散策するのも楽しみの1つです。
センターフィールドのモニターの下にあるモニュメントパークは、試合開始時刻の45分前まで無料で入場でき、ヤンキース選手の記念品や、フィールドをより近くに観ることができます。
ゲームの開始予定時刻の90分前にゲートは開きます。セキュリティーチェックで大変混雑しますので、早めにスタジアムへ向かいましょう。
国歌斉唱を体感したい場合は、試合開始の5-10分前までには席に着いておくことをお勧めします。

チケット予約:いくつかのサイトでご購入できます。
*チケットはEチケットのみになります。Eチケットのスクリーンショットや紙に印刷した物は認められませんのでご注意ください。

MLB公式サイト
https://www.mlb.com/yankees

Ticketmaster
https://www.ticketmaster.com/new-york-yankees-tickets/artist/805992

行き方
・地下鉄
最寄り駅:161 Street – Yankee Stadium Station(4、B、Dライン)スタジアムは駅前です。
マンハッタンの東側からの場合:緑色4ライン
マンハッタン西側からの場合:BまたはDライン(Bは各駅停車なので時間がかかります)
帰りは大変混むので、往復の地下鉄チケットをご用意ください。

お車

行く場合、試合のある日は交通規制がありスタジアム前に停車できないこともあります。
また、渋滞が予想されます。お時間に余裕を持って出発してください。

  • クレジットカード:スタジアム内はキャッシュレスを推奨しており現金をご利用の場合は、プリペイドカードを購入しなければなりません。クレジットカードをお持ちください。
  • パスポート等写真付き身分証明書:アルコール購入時に提示が必要です。英文で記載されており、年齢が確認できるIDをご用意ください。
  • 飲食物の持込み:開封していないペットボトルの持込のみ可。(基本的には水)
  • 再入場:認められていません。
  • 荷物注意事項:
    バッグ:柔らかい素材のバック1つのみ持込み可(40×40×20 以下)ハンドバッグ、クラッチ、トートバッグ、プラスチック製の食料品バッグ、容器は不可。
    カメラ:小さいサイズのデジカメは可。一眼レフ、三脚、セルフィー棒は不可。
    *スタジアム内にはロッカーがありません。手荷物の規制は厳しいのでお気を付けください。
    周辺のお土産屋さんで荷物を預かってくれますが、1個あたり$20~と高額です。
    https://www.mlb.com/yankees/ballpark/information/guide

3. ニューヨーク市・公園無料イベント

ニューヨーカーにとって公園で行われる無料イベントは夏の風物詩の1つでもあり、楽しみの1つでもあります。
街を歩いているだけで、イベントに遭遇してしまいます。
クラシック演奏にジャズにオペラ、映画にヨガ、カヌー。
有名アーティストが参加する大型フェスティバルなど、無料とは思えないクオリティーに内容です。

野外で観る映画なんて、日本ではなかなか味わえないですよね。
ただ、夏は日没が遅く、実際に映画が始まるのは、9時くらいになります。
6時くらいからナイトピクニックをし始めた観客は、映画が始まる頃には、満腹でうたた寝状態です。

上映中、アメリカの観客のリアクションの渦にいると、ニューヨークに居ることを実感できます。
会場によっては、協賛の企業から無料のドリンクやアイス、ノベルティーなどもらえたりします。
多くのイベントがあるので、興味がある物、場所で検索してみるといいです。

NYC Park link
https://www.nycgovparks.org/

5. プライドマーチ(パレード)

LGBTQ +の文化、プライド、コミュニティを祝うためのイベントで、2019年には全世界から500万人が集まったと言われています。イベントの1つ、プライドマーチ(パレード)は、1970年6月28日にニューヨークで行われた『ストーンウォールの反乱』の1周年記念パレードから続いています。

世界的な大手企業も多く参加し、豪華で有名なパレードです。
みなぎる活力、奇抜なコスチューム、ゴージャスなパレード車、エネルギッシュなダンスパーティを楽しむことができます。
期間中は20種類のイベント(パレード、パーティ、ミュージックフェスティバルなど)が開催。

公式サイト
https://www.nycpride.org/events

プライドマーチ(パレード)
<時間>6月26日(日)12:00 スタート
<会場>25th Streetと5th Avenue → 聖地「ストーンウォール・ナショナル・モニュメント」→ 16th Street and 7th Avenueでチェルシーにて解散予定。
*当日はパレードの位置をGoogle Map で検索できます。

プライドフェスティバル
<時間> 6月26日(日)11:00 AM – 6:00 PM
<会場> ハドソンストリート ( 4th Avenue Manhattan, NY 10003 ) View Map
出店ブース、エンターテイナー、ミニコンサートそしてアクティビティを楽しめます。

プライドアイランド
<時間> 6月25日(土)2:00PM – 26日(日)10:00 PM
<会場>ガバナーズアイランド
プライドウィークエンドに開催されるミュージックフェスティバル。初のガバナーズアイランドで開催。チケット発売中。21歳以上。要COVID-19 ワクチン接種もしくは48時間の陰性証明書。手荷物はレンガより小さなバックのみ可。チケット
https://www.nycpride.org/event/pride-island

6. コニーアイランド

ホットドッグの早食い競争で日本人が優勝したニュースを見たことはありませんか?
7月4日 独立記念日に、そのNathan’s (ネイサンズ)ホットドックの早食い競争が行われるのが、コニーアイランドです。コニーアイランドはマンハッタンから電車で約1時間のところにあります。

おとぎの世界へ行った様な国へ行ったような、ノスタルジックな気分になる場所です。
桟橋のある長いビーチ、そのビーチ沿いに、ボード・ウォーク(板でできた遊歩道)、そしてレトロな2つの遊園地。一般的なニューヨークのイメージとは異なります。海水浴プラスαで、観覧車、ジェットコースター、水族館などアトラクションが楽しめます。

ホットドック、ネイサンズの本店や地ビールが飲める醸造所もあります。

6月18日(土)40回 マーメイドパレード開催。
6月24日から9月4日までの毎週金曜日 花火とカラオケナイト。
7月4日(月)ホットドック早食い競争他
7月22日(金)、8月5日(金)、26日(金)野外無料映画
https://www.nycgo.com/events/coney-island-flicks-on-the-beach/

行き方(地下鉄):N、D、F、Qライン

F 、Qライン West 8 Street-New York Aquarium
N、D、F 、Qライン Coney Island – Stillwell Av
*B Brighton Beach(徒歩20分)
https://www.denoswonderwheel.com/calendar

7. メイシーズ ・独立記念日花火

7月4日独立記念日、ジュライフォースのイベントといえば、メイシーズ主催の花火です。
午後9時25分頃に、65,000発もの花火は5つの場所から打ち上げられ、イーストリバーを色とりどりに照らします。
放水を使った演出もあり、空中300m、1.6km に及ぶ花火のショーは見どころ満載です。
このスペクタルな花火は約25分間です。

パブリクビューの会場は、混みますのでお昼頃から場所の確保が必要です。
手荷物制限もあり、クーラーボックス、椅子、傘、ブランケットなどは持ち込めません。
パブリックビューの会場以外にも、ブルックリン、マンハッタン側のいくつかのポイントでも花火を楽しみことができます。

その他、エンパイヤーステイトビルディングなどの展望台で、花火鑑賞のイベントを行なっていたりします。
さらなる迫力ある花火を見たい場合は、クルーズ船から楽しめます。

8. マンハッタン・ヘッジ

マンハッタンの日没はいつもドラマティックで、1日たりとも同じ表情を見せません。
壮大なマンハッタンヘッジは1年に2回やってきます。マンハッタンの街は縦に走るアベニューと横のラインのストリートで碁盤の目状なっています。
この横のストリートの真ん中に太陽が沈む現象をマンハッタンヘッジと呼びます。

太陽は、ビルとビルの渓谷に光を反射しながら、燃えるように輝いた朱色の太い帯を作放ちながら、地平線へと消えていきます。このマンハッタンヘッジという言葉は、「マンハッタン(Manhattan)」と「ストーンヘンジ(Stonehenge)」から作られた造語です。イギリス南部にある古代遺跡ストーンヘンジにちなんで付けられています。
マンハッタンヘンジは、都市計画から生まれた偶然の美です。

 

●撮影時間
2022年5月29日:午後8時13分(半日)
2022年5月30日:午後8時14分(完全な太陽)
2022年7月12日:午後8時20分(完全な太陽)
2022年7月13日:午後8時21分(半日)

 

●撮影ポイント
14th St & Broadway
23rd St & Broadway
34th St & Fifth Avenue
41st St & 5th Ave
42nd St & 3rd Ave
57th St & 8th Ave
41st St & 5th Ave

9. ルーフトップ・バー

ニューヨークの夏といえば、ニューヨーカーにとっては、待ちに待った『ループトップバー』のシーズンです。
地平線に沈むサンセットを見るも良し、夜空に輝く摩天楼のスカイラインを見るのもいいですね。
ニューヨーカーは眺望よりもこじんまりとしたルーフトップバーを好む傾向にありますが、せっかくなので、ニューヨークの景色を堪能したいものです。初夏には、太陽は西側(ニュージャージー側)に落ちていきます。
そして、夏至が過ぎるとサンセットの位置は南下していきます。

(自由の女神方向)サンセットを楽しみたいなら、西側のミッドパッキンエリアがお勧めです。
迫力のある高層ビルを間近で感じたいなら、ミッドタウンもいいでしょう。
マンハッタンのスカイラインに落ちる夕日を見たい場合は、ブルックリンエリアもお勧めです。

観光系ルーフトップバー

230 Fifth
ミッドタウンの名高いビルを制覇したい観光客の方に人気のバーです。
バー内にビルマップがあり、ビルを見ながら、勉強もできます。
オールドファッション感の漂う雰囲気は、ルーフトップバーが初めての方や幅広い年齢層にお勧めです。

Skyline Rooftop Bar & Lounge
ペンステーション側のマリオット系列ホテルにあるルーフトップバー。
小じんまりとしていて、派手さがないので、クラブぽい感じが苦手な方や純粋に景色を堪能したい方にお勧め。
右下にマディソンスクエアガーデン、そして、ロングディスタンスで、マンハッタンの中心からダウンタウンが一望できます。
サンセットなら夏至より後の方は、夕日がダウンタウン側に落ちます。

Le Bain & The Rooftop
The standard Hotel にあるバー。ハイラインとホイットニー美術館側にある立地から観光客も多く訪れるバーです。ルーフトップバーで観光ついでにサンセットを見るのがお勧め。夜遅くなると『クラブ色』が強くなります。

The Cantor Roof Garden Bar
MET 5Fにあるルーフトップ。4月から10月までのルーフトップバー。セントラルバークの緑を裾に、ミッドタウンのスカイラインが一望できます。自然と都会を同時に楽しめるルーフトップです。METの美術鑑賞の合間に訪れたい場所ですね。

日曜日〜火曜日・木曜日( 11:00 am – 4:15 pm)
金曜日・土曜日 (11:00 am – 8:30 pm ) *Last call at 8:15 pm
定休日:水曜日

https://www.therooftopguide.com/rooftop-bars-in-new-york/the-cantor-roof-garden-bar.html

The Crown ゆったりと遠くからミッドタウンを眺めたい方にお勧め。周りに高層ビルがないので、チャイナタウンのHotel 50 Bowery内にあるので、中華を食べたり、自由の女神を観光した夕方に行くのもいいかもしれません。

Westlight ブルックリン、ウイリアムズバーグにあるホテル、The William Vale内に
あるルーフトップバー。テラス席のあるバーとその上の階にカジュアルなルーフトップ。
近くにビールの造酒場があるので、ビールを飲んだ後に行くのもいいかも。
マンハッタンのスカイライン越しにサンセットがみれます。

プール系ルーフトップバー

Jimmy プールがあるルーフトップバー。ソーホーにあるので、正面にワールドトレードセンターの夜景が目の前に見えます。
Gansevoort Roof Top 大きめのルーフトップバー。太陽が沈むニュージャージーの景色が楽しめます。ドレスコード、男性は短パン禁止なのでお気をつけください。

Mr. Purple ローアーイーストサイドにあるHotel Indigo’s 内のルーフトップバー。
フロアーが狭く夜遅くなると若い客層が増え、入場に数時間待ちになることもあります。早い時間がお勧め。ローカルが多いルーフトップバーです。

Refinery Rooftop
リファイナリーホテルにあるルーフトップバー。ローカルが会社帰りに軽く飲みに来る様なバーです。再利用された給水塔の木材やレンガ、暖炉や噴水が温かみを演出していて、和ませてくれる空間です。エンパイヤースティトビルディングが目の前に見え、ニューヨーカーになった気分にさせてくれるバーです。また、USAトゥデイによって3年連続でアメリカのNo.1ルーフトップバー&ホテルバーに選ばれたこともあります。

PHD Rooftop
The Dream Downtownにあるルーフトップバー。チェルシーマーケット、レストランバーTAO の立地です。早い時間は貸切イベントをしている場合もあります。バーの作りはしっかりしているのですが、若い子が多い。

 

10. U.S. オープン

夏の終わり、8月末から約2週間開催されるのが、テニスの世界四大大会1つ、U.S.オープンです。
世界中から有名テニスプレイヤーが集まります。大阪なおみ選手もこの大会で有名になりましたね。

開催期間が長く、試合数が多いので、日程とどの試合が見たいかを決めた上で、チケット購入をすることになります。
チケットは、アーサー・アッシュ、ルイ・アームストロング、ジェネラルアドミッション(グラウンドパス)の3種類があります。アーサーアッシュスタジアムの入場券を持っていれば、座席に空きがある限りどのコートでも観戦が可能です。
会場への手荷物の制限は厳しいので、出来る限り身軽で観戦するようにしてください。
また、手ぶらの場合は、専用の優先ラインから入場できます。
日差しが強いので、日焼け対策もお忘れなく。

<持込み禁止例>30cm×30cm×40cmよりも大きいカバンや、バックパック、アタッシュケース、トランクケース、ビデオカメラ、三脚、録音機器、クーラーボックス、タバコ、傘、応援グッズ、アルコール、ドリンク類
https://www.usopen.org/en_US/visit/a_z.html

<会場>フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク
USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター

<最寄駅>
地下鉄:7ライン Mets Willets Point Station(メッツ・ウィレッツ・ポイント駅)
ロングアイランド鉄道道路 Mets Willets Point Station (メッツ・ウィレッツ・ポイント駅)
*ニューヨーク市クィーンズ、マンハッタンから45分ほど。

自家用車での場合:
GrandCentralParkway出口9E
WhitestoneExpressway出口13D
LongIslandExpressway出口22B-CollegePointBlvd
のいずれかを使用することをお勧めします。そこからNYPDによって駐車場に案内されます。

<GPSアドレス>
USTAビリージャンキング国立テニスセンター

予選トーナメントや選手の練習風景無料で見られる期間もあります。
メルセデスベンツの車で行った場合は、駐車料金が無料になるとか。アメリカってすごいですね。

(4)おすすめの旅行プラン

滞在時間は限られています。有効に時間を活用するには、あらかじめ旅行の計画を立てておくとスムーズに動けますね。
ここでは、家族向け、夫婦向け、ひとり旅の3つのパターンの例を用意しました。

旅程の組み方としては、

1) 観光したい場所の優先順位をつける。
2) 観光に時間がかかる場所。
3) 観光が時間に制限がある場所

この3つに当てはまる観光スポットを1日、1日の観光の目玉とし、空いた時間を近くの観光スポットで埋めていくと効率良く回れます。また、予定を詰め込み過ぎても、時差ボケや疲れなどで、回り切れない場合もあります。
スケジュールは余裕を持って計画するといいですね。

 

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カテゴリー: ニューヨーク・観光スポット

お申し込みのながれ

  • ① お問合せフォームより無料相談
    日程・ご予算・目的・ご質問内容等出来るだけ詳しくご記入頂き、各種チケット・レストラン予約ご希望の方は、ご希望日程日時を第一希望~第三希望までご記入頂けると幸いです。
  • ② メイル・LINEにて詳細打ち合わせ
    お客様のご希望をお伺いした上で、オーダーメイドの観光プランをご提案させて頂きます。 ご納得頂くまで、メイル・スカイプ・LINEにてプラン詳細をすり合わせしていきます。(※ここまでは費用は発生しません)
  • ③ 確認書のご署名・お支払い
    プラン内容にご納得いただければ、確認書にご署名を頂き、ガイド費用をお支払い頂きます。
  • ④ ご予約確定
    お支払確認後、ご予約確定となります。到着日当日はオプションで空港送迎・ホテルチェックインサポート等のサービスもございます。

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